不動産担保ローンでは、土地や建物といった不動産を担保に融資を行っています。
したがって、担保となる不動産の価値を評価することは、融資する側にとっては慎重に行うべき審査です。
不動産の査定にはさまざまな条件が関わってくるため、簡単に評価することはできないようです。
たとえば、地方と都市部、駅からの距離、
利便性などといった条件をつきあわせて査定を行います。
融資を受ける側にしてみれば、
その担保でできるだけ融資額の上限をあげたいわけですが、なかなかむずかしいケースもあるようです。
銀行の不動産担保ローンは返済期間が長いという特徴がありますが、 この間に借入れ当初より不動産の評価額が下がることも考えられます。
万一返済が不可能になった場合は、
担保の不動産は売却されその費用が返済に充てられますが、
売却額が借入残高に満たないということもあります。
不足分については返済の義務が継続しますので、注意が必要です。
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